ドイツの犯罪ドラマ、Tatortの魅力

Tatortの魅力

Tatortとは日本語で「事件現場」。
ドイツの1970年から続く長寿番組で一番愛されている犯罪ドラマです。
一言で警察ドラマと言ってもTatort、一味違います。

まず舞台がいつも違う!
オーストリア、スイスを含むドイツ語圏のそれぞれの都市が舞台で
刑事もそれぞれ担当の刑事が違うんです。
だからTatortと一言で言っても
様々な都市で物語が別々なんです。
事件自体は一話完結だけれども担当の刑事はずっと同じなので
相棒同士の確執だとか、
車好きの刑事がコロコロ車買い換えてたりだとか、
ジャーナリストと恋に落ちてごちゃごちゃしたりとか
しっかり物語が続いているのも
続けてみたくなる一因かも。
LeipzigとKölnのメンバーがコラボしたり
ちょっと素敵な演出も時々あったりで全然飽きません!

いろんな地方が舞台なので役者さんも
しっかり方言しゃべってくれます。
週替わりでいろんなドイツ語方言トレーニングも可能ですね。w

もちろん結構好みでこの都市のTatortはおもしろいけど
こっちのはおもしろくない。とか出てきます。
キャラクターがしっかりしてる刑事もいれば
なんか微妙な刑事もいるので自分好みのTatort探ししてみるのもいいかも。

私が好きなTatort

3.ライプツィヒのSaalfeldとKepplerコンビ
実は元夫婦なこのコンビ。子供を亡くしてから離婚したという悲しい過去があるんです。
でも仕事ではずっとコンビ。
結構脚本にも恵まれておもしろい回が多いです。
Kepplerを演じているMartin Wuttkeは舞台俳優で有名なんですが
また渋くてかっこいい!

2.ケルンのBallaufとSchenkコンビ
いい感じに凸凹コンビで好きです。
仕事終わりにいつも大聖堂の見えるImbissで
ビール飲んでソーセージ食べてるのがお約束。

1.ミュンスターのThielとBoernコンビ
こちらは刑事と法医学者のコンビ。
Boerne博士のキャラクターがものすごく濃い!
皮肉っぽくて、一人が好きだと豪語してても
ちょっと構ってほしい時もあって、
それに振り回されるサッカー好きなThielがまたおもしろい。
事件そのもののおもしろさと
コンビの間のドラマのおもしろさが
ちょうどよく混ざってて今のところ一番好きです。

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