Aufklärung ist der Ausgang des Menschen aus seiner selbst verschuldeten Unmündigkeit.
今回のドイツ語Cクラスはドイツの哲学者、カントの「啓蒙思想」がテーマでした。
文章・・・難しい!!
しかも日本語訳するわけではなく、これをドイツ語訳する、と言う・・・。
辞書を引いてUnmündigkeitを未成年性と訳すのではなく、
そもそもUnmündigkeitってどういうこと?
ということをドイツ語で説明するということですね。
いざ説明するとなると単語一つとっても人それぞれ解釈が違うんです。
だから先生が生徒に質問を投げかけながら、
カントがここで述べている啓蒙とは一体何なのか、を対話しながら
ひも解いていくという形式の授業でした。
締めに啓蒙とは何か、どんなことが啓蒙と言えるのかを
日本の教育や、政治の例を挙げつつディスカッション。
ものすごく深くで濃い、それでいて最後にすっきりする授業でした。
この啓蒙という考え、何かを学ぶということに関しても
ものすごく重要なんですね。もっと哲学を勉強したくなりました。